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2018年1月16日に発生した仮想通貨の大暴落。SNS界隈では「〇千万損したー!」「仮想通貨やめます」「仮想通貨オワコン」と、騒然となっていました。
仮想通貨を勉強し始めたわたしも影響を受けて、資金の30%ほどが一時期マイナスになるという状態でした。3日たってようやく落ち着きましたが、あなたはどうでしたか?
世界中のニュースや新聞で話題になった仮想通貨をみていると、かつての「パソコン」や「インターネット」「スマートフォン」の普及前夜を思い出します。
仮想通貨をITエンジニアの目でみてみると、ワクワクすることだらけです。
そもそも仮想通貨とは?
仮想通貨は、「サトシ・ナカモト」と名乗る人物が2008年に発表した「電子通貨ビットコインに関する論文」が始まりでした。
名前からすると日本人のようですが、国籍・性別ともにわかっておらず、実在している人物なのかということ自体も不明です。
始まりはわずか9ページの論文だった
実在する人物かどうかはわかりませんが、サトシ・ナカモトが書いたとされる論文は残っています。
Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System
このわずか9ページの論文が、世界の金融業界を揺るがすFintecという技術の基礎になったわけです。ビックリですよね。。
コインチェックのブログで日本語に翻訳されているので、興味のある方は読んでみてください。
日本語で読むビットコイン原論文 [by Satoshi Nakamoto]
仮想通貨はインターネットのIT革命になる
中国で仮想通貨が規制されるかも
中国はGoogleのサービスが利用できないなど、インターネットが規制されていることは有名です。国策に影響があると考えると、国家ぐるみで規制をするのが中国という国です。
その中国が、仮想通貨を全面禁止するのではという噂が広まっています。今回起きた大暴落も、この噂が一因になっていると考えられています。
中国がインターネットを規制した理由は、機密情報が海外に流出することを恐れたためです。
今回の仮想通貨規制は、中国の通貨が海外に流れることを阻止するためですから、実施される可能性は高いと思われます。
ですが、中国が仮想通貨に規制をかけるということは、仮想通貨がスゴイ技術だという証明になったのです。
スタートアップ企業の資金調達手段になる仮想通貨
世界を変えるようなアイデアを思いついても、お金がなくては始まりません。最近は、クラウドファンディングで資金を集めるというスタートアップ企業も消えてきました。
小さな事業の場合は、クラウドファンディングでも十分なのですが、世界の仕組みを変えるような大きな事業の場合は資金集めに苦労します。
銀行から融資を受ける場合、審査によっては希望の資金が融資されない場合があります。しかも借金ですから、利息をつけて返さないといけません。
ですが、だれでも発行できる仮想通貨は、融資ではなく投資なので返す必要はありません。また、調達する金額に上限はないのです。投資したいと考える人を集めることで、世界中から多額の資金を調達できるのです。
多額の資金が調達できる仮想通貨は、スタートアップ企業にとって理想の資金調達方法になっています。
リアル銀行が仮想通貨の技術を導入
三菱UFJフィナンシャル・グループは、仮想通貨「MUFGコイン」を2018年から利用可能にすると発表しています。1円=1MUFGコインと固定されているため、投資商品とはなりません。
また、みずほフィナンシャル・グループは、ブロックチェーンの技術を利用して貿易書類の取引を行っています。
投資としての対象ではなく、仮想通貨で使われているブロックチェーン技術を、大手銀行が採用したということが重要なのです。
仮想通貨で使われている技術は、Fintec(フィンテック)をいう名前になり、金融機関でも利用されつつあるのです。
マイクロソフトもグーグルも・・
マイクロソフトのAZUREには、「Azure Blockchain Service」というブロックチェーン技術が利用可能です。また、グーグルも仮想通貨リップルに出資しています。
ブロックチェーン技術は、IT企業も注目している技術です。これから伸びてくるのは間違いありません。
仮想通貨を勉強してワクワクしよう!
たとえ、仮想通貨が暴落しようとも!
仮想通貨の未来が
明るいことは間違いなし!
仮想通貨の技術は、ITエンジニアにとってお金になるネタになることは間違いありません。
かつて、
- パソコンが普及するはずだ! とワクワク!
- インターネットで世界が変わる! とワクワク!
- スマホでコンピュータが手のひらに! とワクワク!
仮想通貨を勉強していると、
世界が変わるワクワク感を思い出します。
あなたも、ワクワクしてみませんか?
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