IT業界の都市伝説として「35歳定年説」というものがありました。
35歳になると、技術習得能力が衰えてエンジニアとしての価値がなくなる。で、転職しようとしても、転職可能な年齢は35歳くらいまと言われていました。
少し前なら、35歳が転職年齢の限界だったので、あながち都市伝説でもなかったわけですが・・、最近は状況が変わってきて、今は都市伝説化しているのです。
転職できる限界年齢は?
リーマンショック以前1割程度だった、35歳以上の転職率は2013年に2割程度まで上昇したと、転職サイトDODAの編集長が記事の中で語っています。
いまでは、転職できる限界年齢は8歳あがって、43歳だそうです。
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なぜ転職年齢が上がっているのか?
転職年齢が上がった理由は、
- 雇用対策法改正(2007) 年齢制限撤廃
- 成果実力主義が浸透
- アベノミクスによる景気上昇
- 若手世代の人口減少
- 定年年齢の延長
とにかく、年齢にこだわっていると人が集まらないという実情から、「ミドルであっても優秀であれば採用したい」という企業が増えてきたからです。
ミドル採用は企業側にもメリットがある
新卒は「入社3年で3割が辞める」と言われています。企業側からすると、多額の費用をかけて教育しても辞められると無駄になります。
中途採用なら、低予算で即戦力の人材を採用できるわけです。教育資金に余裕のない中小企業ほど、中途採用に力を入れるのは当然です。
また新卒は、大手企業に入社することを目標としますから、中小企業は新卒を採用しにくいからということもあります。
大手企業で教育された優秀な人材を採用できる、転職採用は中小企業やベンチャー企業にとってメリットしかありません。
若手よりミドルを求める企業が増えた
会社を改革・新規事業を始めようとしても、社員だけではなかなか進みません。経営はスピードが大事ですから、新規事業の経験者を採用したほうが早く、確実に進めることができます。
また、20~30代の若手だと古株の社員たちから反発をくらいがちです。能力に年齢は関係ない・・なんてウソです。なんだかんだ言っても年上の言うことは聞くものです。
他社でリーダーを経験してきたミドル人材は、会社の改革・新規事業には必要な存在なのでです。
40代の転職で必要な能力とは?
40歳だと定年65歳まであと25年もあるのです。4半世紀も働けるわけですから、40代でも転職は可能です。
ですが、今でも40代の転職は難しいです。
40代の転職に出身大学は関係ありません。専門技能・知識があるだけでも採用されません。40代の転職は、履歴書・経歴書に書かれていること以外、職務以外の内容が採用の決め手になります。
職務以外の内容とは、
- 業務遂行能力
- マネジメント経験
つまり、チームを動かし指導していく能力・リーダーシップ能力が採用の決め手になります。
転職成功例とし紹介されている方は、「部長」「課長」などの肩書がついていることが多いです。このことからも、転職先が求める人物像はリーダーになれる人だということががわかります。
なので、今の会社でリーダー経験や肩書をあるなら、40代の転職でも成功する確率がグンと上がります。
肩書って必要ないと思っていましたが、40代で転職するなら肩書は必要のようです。
40代で転職する可能性があるのなら、20代~30代のうちに、
アピールできる肩書、もしくはリーダー経験を積んでおきましょう。
社長・リーダーとはなにか? → バーチャルCEO
肩書はいらない。リーダーなんかならない。 ガンコなあなたはわたしと同類かも。頑固なあなたはフリーランスに向いてるよ(笑)
IT業界には、いろんな人の夢が集まっています。
いろんな人が、いろんな場所で、自分の夢をかなえるためにがんばっています。
IT業界は、コネや才能・お金がなくても、夢をかなえることができる職業です。