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フリーランスエンジニアは消耗品だと、どこかのブログで読みました。
わたしの周りのフリーランサーたちは、消耗していると思えません。なぜ、そんな発言がでてきたのか気になったので調べてみました。
フリーランスってとっても素敵な職業だから、勘違いしちゃうともったいないですからね。
フリーランスが消耗品だと言われる3つの理由
企業からすると、困った時に強力してくれる即戦力を期待しています。つまり企業は、フリーランスを、臨時雇い・季節労働者と考えていることが、消耗品といわれる理由のようです。
技術を切売りしている
フリーランスに求められるのは即戦力です。いま、この問題を解決してほしい。企業は、問題解決できる即戦力を求めているのが現状です。
だから、解決できる技術を持っている人を雇うので、未来の投資をしているわけではありません。フリーランスを育てるという発想は、企業にはありません。
フリーランスは、今までの経験で学んできたことを、クライアント企業に提供してお金を貰うわけです。
問題は、フリーランスは実績が物を言う世界です。どんなに努力して新技術を身につけても、どこかの企業で開発した経験がないと仕事を任せて貰えません。
今持っている技術を求められていて、新しい仕事にチャレンジできるチャンスを与えられない。
このことが、フリーランスは技術の切売りだと言われている理由です。
一時的な金儲け主義
フリーランスは会社員と違って保証がありません。だから高い費用をいただいているのです。
ところが、
「フリーランスって高いよね。収入いいんでしょ?」
とよく言われます。
確かに、サラリーマンと違って高い報酬を得ています。けれど、数ヶ月仕事がないというリスクもあるので、実際はサラリーマンとそんなに年収が変わらないフリーランスも多いです。
高齢になると仕事がなくなる
わたしがフリーランスになった10年前、当時45歳だったわたしは「年齢の壁」にもろぶち当たりました。
フリーランスを始めた当時、すでに45歳でした。今ほどフリーランスエージェントがなく、仕事は自分で探さないといけない状態だったのです。
いまでは、40歳代でも仕事を紹介してくれるエージェントは随分増えてきました。なので、環境はずいぶんよくなってきています。
けれど、今でも50歳以上は登録さえできないエージェントもあります。
フリーランスにとって、年齢の壁は今でもあります。
フリーランスで消耗する人しない人
フリーランスは、持っている技術を切り売りして消耗していくビジネスだということは間違いありません。
消耗する人は、稼げているからいって勉強しない人です。
コンピュータは常に進化し続けているので、今日の技術が明日も使えるとは限りません。わたしが社会人になったころは、COBOLという言語が主流でしたが、いまではもう使われません。
消耗しない人は、常に新しい技術を勉強し進化し続け、身につけた技術をビジネスにできる人です。
フリーランスを勧める理由
フリーランスエンジニアの未来は、明るい未来がまっています。今や会社員よりフリーランスのほうが働きやすくなってきているのです。
収入が安定してきたフリーランス業界
会社員は、会社のために仕事をしますが、収入は安定しています。
会社員に比べてフリーランスは、自分で仕事を選べるが、収入が安定しないと思われてきました。
ところが昨今、エージェントサービスが増えてきて、仕事がないと悩むこともなくなってきました。
なので、いまや「フリーランスは会社員より収入が多い」が常識です。
正社員なみの社会保障制度
少子高齢化や、慢性的なITエンジニアの人材不足により、フリーランスの需要は高まっています。仕事がないという場面はなくなるでしょう。
社会保証も、正社員並の保証が得られるように整備されてきています。
フリーランスエンジニアになるということは、個人事業主になるということです。社長になるということです。
フリーランスは、会社員違い遊んでいたら収入はゼロです。けれど、同じ労力で収入が倍増することも珍しくありません。
収入が倍増すれば「半年仕事して半年休む」ことも可能です。お金をためて、40歳台で引退することも可能なのです。
ライフスタイルを自由に選ぶことができるのが、フリーランスという仕事なのです。
魅力的だと思いませんか?