今日2次面接をしました。システム開発できる人材を募集していたのですが、応募してきたのは文系女子大生!?
文系女子ですが、わたしのシステム部で採用することに決定し、本日、内定決定の連絡をしました!
なぜ、文科系女子を彼女を採用したのか。その理由を知りたいですか?
採用基準はいちおうあるけど・・
システム開発要員を採用するのに、採用基準は一応つくっていましたが、そんなものは役にたちません。
プログラムが作れるよりも大切なもの
生まれたころから、普通にパソコンがあった世代です。今や、プログラムを小学校で教える時代です。
教えれば、文系でも理系でもちょっと勉強すれば、だれでもプログラムはできるようになります。
だから、新卒採用や未経験者は経験よりも、とにかく明るくて、折れない心を持っているかがポイントです。
未経験のことばかり、わからないことばかりでも、心が折れずに続けられるかどうかが大切です。
アルバイトやボランティアの経験を重視する
今回募集した人材は、社内のシステム開発部員ですが、ブルーカラーの人たちを相手にします。
だから、どんなアルバイトやボランティアをしてきたかを聞きました。
コンビニのバイトでも宅配のバイトでもいいのです。ブルーカラーという仕事がどういうものかを知っていることが大切です。
仕事の、楽しさやつらさ、喜びや悲しみを知っているだけで、やさしくなれるのですから・・。
やる気、元気、勇気
もっとも重視したのは、「やる気、勇気、元気」です。
文科系の女子大生なのに、プログラムの勉強しますと、やる気満々。
システム部員募集なのに、応募してくる、その勇気。
緊張したのか、超元気というわけではなかったのが残念ですが、もの怖じせずんいハキハキ答えた姿に好感がもてました。
その姿を見ていると、一緒に仕事がしたくなりました。
新卒が成長するかどうかは、先輩社員の教育次第ですからね!
中小企業は実力主義です
わたしの会社は、ブルーカラーばかりで、実績・実力がすべてです。
なにせ、一番大きな部門の責任者は中卒ですし、システム部門の責任者のわたしも専門学校卒です。
今回採用した女子大生は、国立大学卒で文系です。わが社では、最高学部出身者になっちゃいました。
ブルーカラーのおじさん、パートのおばさんの中でやっていけるかどうか、ちょっと心配です。
ですが、本人が
「どうしても働きたい!」
と言ったのです。
理由は
「本に囲まれた仕事がしたい」
のだそうです。
確かに、わたしの会社はピッタリの会社ですが、普通は 出版社 とかにしない?
物流会社ですよ、うちの会社!?
最初は疑いましたが、おべんちゃらではく本心のようです。それなら、本気で育てないと失礼ですよね。
1次面接で本人に確認しました。
「結婚しても子どもができても、うちで働ける? 働く気ある?」
彼女の答えは、
「はい」でした。
もう、全力で育てるしかないでしょう!
プログラムを組むことだけがシステム開発ではありません。営業・企画・設計・デザイン・広報・・・・いろんな仕事があるのです。
IT業界には、文系・理系どちらの人材も必要なのです。
あなたが他の業種で働いていても、やる気さえあればIT業界で働くことは可能です。
IT業界には、いろんな人の夢が集まっています。
いろんな人が、いろんな場所で、自分の夢をかなえるためにがんばっています。
IT業界は、コネや才能・お金がなくても、夢をかなえることができる職業です。