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先日、IT業界に転職すれば年収アップは簡単にできるという記事を書きましたが、プログラムができないとダメだと思っている人もいるんじゃないでしょうか?
年収アップの転職なら平均年収500万のIT業界エンジニアを目指してみない?
IT関連企業のいろんな人と名刺交換して仕事内容を聞くと、プログラムできない人って結構いるんです。なので、プログラムができないからIT業界に転職できないっていうのは「大きな誤解」なんです。
わたしもプログラムはかけないんですが、「わたしIT技術者です」って名のって仕事もらえてますよ(笑)
営業、総務、経理、エンジニア、サポートなど会社を運営していくうえで必要な職種は、一般企業となんらかわらないのです。IT業界は平均年収が高い業界ですから、プログラムができないからとあきらめずに転職先の候補に入れてみませんか?
プログラムができないSEたち
IT業界にはプログラムができないSEやプログラマーがたくさんいます。その理由をいくつかあげます。
体験1)大手企業のSEは実践経験がない
大手IT企業のSEと言われている人たちは、最先端の技術を学び、最先端の情報が入ってくるので知識は豊富です。情報処理のいろんな資格もとらされますから、資格を持っている人も多いです。
でも、全て机上の論理です。実践で0からプログラムを組んで、納品したことは皆無です。
プログラムのほとんどを下請けのプログラマーに作らせて、テストという名目でミスを発見するのが大手企業のSEの仕事になっているからです。
大手のSEに0からプログラム作れと指示しても、ミスのない完璧なプログラムが作れる人は少ないでしょうね。
体験2)中小企業の入社5年目の新人SE
あるシステム会社の開発を請負っていた時のことですが、その会社の新人に「システム開発を教えて欲しい」という依頼を受けました。その会社は、親会社の業務拡大に伴いシステム部門を独立して子会社化したそうなんです。
教えてあげてといわれた新人は、親会社で業務していた入社5年目の中堅社員だったんです。昨年まで店先で商品販売を担当していたそうなんです。
サラリーマンも大変ですよね。販売員が辞令ひとつで、プログラマーに転向させられるんですから。。。
あなたにも、いつシステム子会社に転勤の辞令がでるかもしれませんね(笑)
これって会社命令で業界チェンジしたことになるのでは?
体験3)ベンチャー企業の挑戦。スマホアプリ開発
ベンチャーで自社アプリを開発している会社は、新しい技術がでるたびに未経験の体験をすることになります。
1955年頃 パソコンが普及しはじめパソコンアプリの開発へチェンジ。
2000年頃 インターネットが普及し、WEBアプリの開発にチェンジ。
2003年頃 ガラケーでアプリが普及し、ガラケーアプリを開発。
2010年頃 スマホが普及し、WEBアプリとスマホアプリの両方を開発。
わたしが働いていた会社では、こんな感じでアプリを開発していましたが、せっかく覚えても無駄になったものばかり。。今どき、ガラケーのアプリが開発できますって、自慢になります?
だれにでも平等にチャンスがやってくるのがIT業界
覚えた知識は、4~5年で無駄になる業界ですから、何度もチャンスがやってきます。途中転職なんのその!です。
中途社員の方が、「先輩たちより仕事ができる」、新人の方が、「先輩よりプログラムを早く作れる」、なんてことが普通におきる業界です。
今プログラムがけけなくても、まったく問題ありません。
だれでも高年収が得られる転職はIT業界だけ!?
医師、弁護士、税理士など高年収を得るには国家資格をとらないといけないのですが、資格がなくても高年収が得られる業界は、IT業界だけなんです。
EXCELを使いこなしていればあなたは既にプログラマー
最近は営業でもスマホやタブレットを持たされて営業活動させられますよね。EXCELが使えないと業務報告も出来ないし、コンピュータを使える知識がないとなんにもできない時代です。
新しい便利なツールがでてくるので、IT知識はこれからますます必要になってくるでしょうね。
あなたはEXCELを使えていますか?使いこなせていますか?
EXCELを便利に使うマクロという機能が使いこなせていれば、あなたは既にプログラマーです。
パソコンとスマホが使えて、EXCELが使えて、インターネットができれば、あなたはIT業界で働くための基礎知識をすでに身に付けているんです!
IT業界で働く素質はただひとつ。変わることを楽しめるか?
IT業界は変化が激しい業界です。昨日覚えた知識は、数年後には無駄になっているかもしれません。
「変化のない人生はおもしろくない」
「変わることが楽しい」
変化を楽しむことができるなら、あなたはIT業界で高収入を得る資格があります。
50代半ばでも必要とされるエンジニアの心地よさ
変化が激しい業界なので、「歳をとると働けなるんじゃないか」と思うかもしれませんが、それも勘違いです。
一時期「プログラマ35歳定年説」というものが言われました。ところがわたしの先輩は65歳の今も現役でプログラムを書いています。
そんなプログラム大好きな先輩もいますが、わたしは早々にプログラムを書かなくなりました。
でも、プログラムが書けない55歳のわたしに、「スーパーSEに手伝って欲しいんだけど・・」と、ある会社からオファーがありました。おべんちゃらでしょうが・・(笑)
話をきくと、わたしにさえオファーをかけたのは、「XX業界の知識」「失敗しない開発手法」など、経験値が高いSEだと判断したからだそうです。
ITはまだ世代交代ができていない新しい業界で、その知識・経験は貴重なのだそうです。
新しい業界だからこそ、高年収のIT業界に転職するチャンスがあるんです!
結論 プログラムができなくてもIT業界に転職できる
営業、総務、経理、エンジニア、サポートなど会社を運営していくうえで必要な職種は、一般企業となんらかわりません。営業職や総務などの職種でIT業界に転職してもいいです。
将来の独立も考えてエンジニアを目指すなら、必要なのはやる気だけです。プログラムなんて、その気になればすぐに覚えられます。
プログラムが書けないSEなんてたくさんいるので、プログラムが書けるだけで優秀なSEになれますよ(笑)
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