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ライフ・シフトを知っていますか?
人生100年時代。ライフ・シフトは、長寿社会を楽しく生きるために必要な知識・考え方です。ライフ・シフトを理解して行動すれば、老後不安もなくなって、100歳まで楽しく生きられること間違いないでしょう!
ライフ・シフトを学ぶべき理由
いまでは年金の支給や定年が65歳になりましたが、わたしが20代の頃は50歳が定年でした。わたし達の年代が定年の歳を迎えそうになると、政府は年金や定年の年齢を延長きます。なんど泣いたことか・・。
人生100年時代を迎えて、これからもまた年金支給や定年が伸びるのは間違いでしょう。そんな時代を生きていく方法が、ライフ・シフトという考え方を学びましょう!
ライフ・シフトとは?
『ライフ・シフト』は、ベストセラーとなった『ワーク・シフト』の著者であるリンダ・クラットン氏(心理学博士)が、経済学教授のアンドリュー・スコット氏と共に、人生100年時代をどう生きるかを考察した書籍です。
医学の発達や食文化の改善によって、人は長く生きられるようになりました。人生70年なら一生涯は61万3200時間ですが、人生が100年なら87万6000時間なんです。なんと、2007年に日本で生まれた子どもの半分は、107歳まで生きると予想されているのです。
ライフ・シフトとは、人生を3つのステージに分け、多くの人が転身を重ね、複数のキャリアを経験する『マルチステージの人生』へシフトするという考え方です。
つまり、今までの人生設計であった『教育→仕事→引退』という単一の人生から、『教育→仕事→教育→仕事・・・→引退』と、人生で何度もライフ・シフト(キャリアチェンジ)を繰り返していくのが長寿社会なのです。
ステージ1.自分を再発見するとき
人生で、自分見つめ直す時期は、大きく分けると3度訪れます。
社会にでて仕事を覚え始めた時期(18~30歳)、子どもが生まれて人生を見直す時期(40代半ば)、そして引退する(70~80歳)時期。
ライフ・シフトでは、この3つのステージを『エクスプローラー』といい、日常生活から離れ、旅したり、新しい人と出会ったりして、これまでの価値観を壊し、自分を再発見する時期としています。
簡単にいうと、人生100年を快適に生きるためには、この3つの時期に『自分のしたいこと、新しいキャリア(仕事)を探せ』ということです。
『人生3度、まったく違う仕事に転職しなさい。そうすれば、人生楽しく暮らせるよ』
そう言っているように聞こえるのは、わたしだけでしょうか?
ステージ2.自分のビジネスを立ち上げる
2つ目のステージは『インディペンデント・プロデューサー』といい、組織から独立して生産的な行動に携わることです。
簡単にいうと『自分の事業を立ち上げる・起業する』ということです。
ただし、儲けるとかいうのが目的の起業ではなく、自分自身のやりがいとか、人とのつながりの中で、組織から離れて仕事をすることです。
『労働者ではない人生を経験値として持ちましょう』
という提案です。
ステージ3.刺激的な生活をおくる
最後の考え方が、複数のいろんな活動を同時に行う『ポートフォリオ・ワーカー』です。
お金のための仕事・やりがいのためのビジネス・人とのつながりなど、いろんなことで活動しながら、刺激的な生活を送ることです。
長生きできるんだから、やりたいことを全部してもいいじゃない?やりたいことが全部できたら、人生楽しいじゃないですか。
100歳まで生きられるんだから、人生楽しく過ごそうよ!
リ・クリエーション(再構築)で人生楽しもうよ!
余暇時間は、レクリエーション(娯楽)ではなく、リ・クリエーション(再構築)し、次の転身に備えるのが重要だと説いています。
とは言っても、難しく考える必要はありません。
家族や友人、趣味や健康、自分が楽しいを思っていることは、他の人も楽しいことなのです。あなたが生活や遊びの中で学んだことは全てスキルになるのです。そのスキルを他の人に楽しく教えてあげることが、ライフ・シフトの基本です。
ライフ・シフトとは、
長寿社会を、元気で楽しく生きる方法・考え方なんです。
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